膝蓋軟骨軟化症（しつがいなんこつなんかしょう）　

膝蓋軟骨軟化症（しつがいなんこつなんかしょう）

膝蓋骨(おさらの骨）の関節の軟骨が軟化（やわらかくなる）、膨化、剥離（はがれる）などをおこす病気で、原因としては膝をつくケガやランニングによる膝の過度の使いすぎ、Ｏ脚やＸ脚などの膝の変形、膝の形態発育不全などが考えられます。症状は長時間座っていて立ち上がるときや、下り坂のランニング、階段を下りるときに膝に痛みを感じます。ほとんどの場合が膝の内側の痛みを訴えます。

治療と予防について

●膝の内側の筋肉、内側広筋の強化訓練を行う。（膝を伸ばした状態で上に上げる練習を10～20回行う）
●練習前に膝蓋部（おさらの部分）と大腿四頭筋（太ももの前の大きな筋肉）を暖める。
●Ｏ脚やＸ脚の変形を矯正する足底板（靴底に入れたりするもの）を使用する。

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