内側側副靱帯損傷

膝の外側から急激な外力が加わった場合(外側より膝を支点に押される、横からタックルされるなど)によって内側を支える靱帯が断裂するのがこの損傷です。単独損傷の場合もありますが、ひねりの外力が加わることにより、内側半月板損傷と前十字靭帯損傷を合併することがあり、その場合はスポーツ復帰などが困難となることがあります。内側側副靭帯損傷の損傷程度は3段階に分類されます。

治療と予防について

●損傷程度3度の場合は手術で靭帯の縫合手術を行います。その後、6週間ギプス固定します。
●受傷後3ヶ月は、軸付きサポーターを着用する。
●練習中は、テーピングとサポーターを着用する。
●受傷後1ヶ月は練習後、膝内側部の冷湿布を行う。
●大腿四頭筋の強化訓練を6ヶ月間継続して行う。
●練習後は、直線コースのランニングから始める。

アクトおすすめサポーター

●膝サポーターは重症の場合は医療用ではアクティブクリエイターMULTIが最適です。
●膝サポーターは医療用ではアクティブクリエイターMCL/LCLが最適です。