半月板損傷(はんげつばんそんしょう)

膝関節のクッションの役割を果たす半月板は膝関節の中に半月状に左右対称様に内側と外側に存在します。半月板はとてもデリケートで、些細な膝の(捻転)ねんざによって損傷することが多いです。半月板損傷は年齢的に二つのピークがあります。ひとつは15歳以下で先天性の奇形である円盤状半月板(6人に1人の割合)の人がスポーツでの膝のねじれ、ひねりで損傷をおこす場合です。

もうひとつは40歳以上の中高年者がなれない運動やスポーツにより膝をひねり、内側にある半月板の損傷を起こすことです。立ち上がろうとしたときや階段を下りるときに、膝の痛みや膝の引っ掛かりを生じ、次第に関節内に水腫をきたすようになることもあります。また先天的な奇形である円盤状半月板の場合は、膝が伸びきらないことが多いのも特徴です。スポーツ外傷として発生することが多いです。

 治療と予防について

●膝の引っ掛かり(専門用語でロッキングといいます)が非常に強い場合は関節鏡下での手術が施行されることがあります。
●引っ掛かりが少ない場合は運動、練習中は膝サポーターや軸つきのサポーターを着用し、膝がねじれないように制御する。
●日常生活の中で(正座・あぐら)をあまりしないように心がける。
●練習後、冷湿布にて膝の循環をよくする。
●練習中、膝をねじる動作をできるだけ避ける。
●入浴後、膝の屈伸運動を十分に行う。

アクトおすすめサポーター

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