筋膜性腰痛症

腰部周辺の筋肉を覆っている膜(筋膜といいます)の動きが悪くなったり軽い炎症が起こったりすることで痛みが起こることです。 長時間の同一姿勢などでも起こることが多いのが特徴で、一日中のデスクワークなどの腰に対する負荷が強くなった場合に発症したりするものです。

ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどの原因疾患がまったくない場合であっても腰が痛くなったりする場合はほぼこの筋膜性腰痛であるといえます。十分な姿勢の変化を実施できない場合などは慢性化し、なかなか痛みの軽減が得られないことも多いです。腰を暖めたりすることで改善することが多いです。

治療と予防について

●運動前にストレッチをしっかり実施しましょう。
●腰部のテーピングは、疼痛予防に使用するか再発予防に使用します
●腰椎体操で特に腹筋強化を心がけます。